2011年2月5日土曜日

☆Combodia★遺跡編

こんばんは。またまたカンボジア研修についてふれたいと思います。

今回のカンボジア研修で個人的に一番興味があったことと言えば、やっぱり世界遺産のアンコール・ワット。かなり以前から興味を持っており、人生の内に1度は訪れてみたい場所のひとつでした。ローターアクトのみんなと行けたことが本当に良かったと思います。

さて、ここでアンコール・ワットの歴史について少しおさらいをしたいと思います。
クメール王朝というのがこのあたり一帯を支配しており、アンコール・ワットはその中心的、そして象徴的な建物。水が豊富にあり、クメールは紀元前から灌漑をし、農業で発展してきたそうです。9世紀から15世紀ごろに文明のピークを迎え、東京23区にも匹敵するほど広大な規模だったそうです。気候の変動や宗教の相違により衰退していったと考えられています。その後、内戦の影響でこの辺りから人々は消え、アンコールの遺跡群は長い間ジャングルに隠れてしまいます。そして密林から再び発見されたのがわずか150年程前。その後ポルポト政権などで国内の情勢が安定せず、石碑が盗まれることが頻繁にあったと言います。

そういえば僕の父親が大分以前シンガポールに行った時に、ただの石ころが「アンコール・ワットの石だ」と言って売られていたそうです。
いずれにしても近年になってようやく修復や観光地化が進んだようです。
遺跡を見て本当に驚かされるのは細かい壁のいたるところに細かく彫刻がされているところ。崇められている神や、当時の生活や歴史的出来事などクメール文化の多くの”記録”を見ることができました。

この遺跡群を一通り観光して、バスに戻ろうとすると、子供達がお土産のキーホルダーや絵葉書を持って、日本語で「お兄さん、これ10ドル!」と言いながら近づいてきます。最初は見て見ぬふりでしたが、よく見ると昨日学校訪問をした際に一緒に折り紙を折って遊んだ子達でした。
彼女達も僕だと分かって声をかけてくれました。昨日遊んだ時に見せた子供の笑顔とは別に、今日はまさに商売人と言った雰囲気に少し驚きましたが、僕は彼女たちの売り上げに貢献しようとお土産をいくつか買って行きました。生活の為に小さな子供が必死になって日本語や英語を覚えて働く姿に少し複雑な心境になりました。

遺跡を観光を終え、日が沈むころに空港へ向い帰路につきました。2泊の短い旅でしたが、色々感じることが出来たし、まだまだ見どころの多い国だ、とも感じました。
そして自分の視野を広げてくれる旅はやっぱり良いものだと改めて感じました。まだまだ世界を沢山見て回りたい!そんな気持ちにさせてくれる旅でした。
そうです。世界は不思議と神秘に満ち溢れています☆

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